ここでは、ニホンミツバチから採取した蜜蝋(ミツロウ)の利用方法を紹介します。

蜜蝋(ミツロウ)とは何か?

蜜蝋は、ミツバチの巣の材料です。蜜蝋は、西洋では古くから教会のキャンドルとして使われてきました。また、その安全性から、化粧品や衣料品の材料として利用されています。蜜蝋は人体に無害で、食べても悪影響はありません。安心安全の素材として、最近は注目されています。

ニホンミツバチの群れを飼育していると、ハチミツを取った後の搾りかすから、蜜蝋を取り出すことができます。取れる分量は、ハチミツの数%程度ですが、ハチミツのようには消費できないので、たくさん群れを飼育すると溜まって行くことが多いです。

ニホンミツバチの蜜蝋は分蜂群れ捕獲に

最近では、ニホンミツバチの週末養蜂が人気になっています。このため、ニホンミツバチの蜜蝋は、分蜂群れの捕獲用として広く利用されています。巣箱に蜜蝋を塗ると、分蜂群れが入りやすいと言われているのです。

ほぼ全ての愛好家が、ニホンミツバチの蜜蝋を巣箱に塗って捕獲しています。貴重な捕獲用のニホンミツバチの蜜蝋を販売していますので、購入される方は次のページから説明を読んでください。

=> 分蜂群れ捕獲用のニホンミツバチの蜜蝋の販売はこちら

ロウソクだけじゃない!蜜蝋のレシピは様々

蜜蝋は何に使えるのでしょうか?もちろん、ロウソクに使えますが、ロウソクだけが利用方法ではありません。蜜蝋は、ハンドクリームなどの材料として広く使われているものです。手作り蜂蜜だけでなく、蜜蝋を使って色々と作ってみましょう。

ここでは、蜜蝋を使ったロウソク、ハンドクリーム、リップクリーム、蜜蝋ワックス(木材用)、蜜蝋ワックス(革用)、せっけん(MPソープ使用)、せっけん(苛性ソーダ使用)の作り方ご紹介します。

レシピ一覧

蜜蝋レシピ1. ろうそくの作り方
はちみつの香りのするろうそくです。蜜蝋自体に香りがあります。ニホンミツバチの蜜蝋は高価なので、少し燃やしてしまうのはもったいない気がしますが、試しに作ってみるのも楽しいでしょう。

蜜蝋レシピ2. ハンドクリームの作り方
上質なオイルと組み合わせることで、安心で使い心地のよいハンドクリームを作ることができます。

蜜蝋レシピ3. リップクリームの作り方
口にいれても無害なリップクリームです。ほとんどハンドクリームと同じ方法で作ることができます。

蜜蝋レシピ4. 蜜蝋ワックス(木材保護用)の作り方
シックハウス症候群対策に、その安全性が注目されている蜜蝋ワックス。建築用油と蜜蝋を使い、ほとんどハンドクリームと同じ方法で作ることができます。

蜜蝋レシピ5. 蜜蝋クリーム(革用)の作り方
革製品保護用のクリームができます。

蜜蝋レシピ6. せっけんの作り方
MPソープを使って簡単にせっけんが作れます。苛性ソーダを使って作る本格的な手作り石鹸にも蜜蝋が使えます。

ここでご紹介している蜜蝋のレシピは、あくまで自己責任で行ってください。また、ネットや本でも、蜜蝋を使ったレシピはたくさん紹介されていますので、色々とみてみるのも良いでしょう。

せっかく作るならニホンミツバチの蜜蝋で

ニホンミツバチの蜜蝋は、セイヨウミツバチのように、養蜂に薬品や抗生物質を使わないため安心です。また、セイヨウミツバチも蜜蝋とは微妙に質感が違い、蜜蝋自体も少し柔らかいのも特徴です。
ニホンミツバチを飼育していると行っても、蜜蝋を作る手間はかかりますが、ぜひ自家製蜜蝋にチャレンジしてください。

ニホンミツバチの蜜蝋の作り方については、次のページで詳しく解説しています。

=> ニホンミツバチの採蜜方法7. 蜜蝋の作り方

なお、セイヨウミツバチの蜜蝋は広く販売されており、そんなに高価ではありません。自分で取れるニホンミツバチの蜜蝋より、たくさん蜜蝋が必要になったら、セイヨウミツバチの蜜蝋を購入して作るのも良いでしょう。

蜜蝋の製品化も可能

京都ニホンミツバチ週末養蜂の会で採取した蜜蝋は、椿みつ朗という高級リップクリームの材料として使われています。詳しくは、こちら

また、その他にも、材料として使っていただいているところがあります。ハチミツだけではなく、蜜蝋でも商品化は可能です。ハチミツを商品化しているニホンミツバチの愛好団体はありますが、蜜蝋はまだあまりないように思います。今後、蜜蝋の製品化が広がって行くと良いです。

ただ、ハンドクリームのような化粧品の販売には、法律での規制があるため、個人で手作りしたハンドクリームを販売することは違法です。肌につけるものですのでアレルギーなどの危険があります。無料で差し上げる場合も、十分に注意してください。

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