私たち「京都ニホンミツバチ週末養蜂の会」は、京都府を中心に活動するニホンミツバチ愛好家の集まりです。京都府の丹波地方を中心に、京都市内や丹後地方、他県の兵庫県や福井県、滋賀県の一部にもメンバーを抱え、総勢約100人で活動しています。

会の飼育方針

京都ニホンミツバチ週末養蜂の会は、元々の友人のネットワークから始まった会です。

会のメンバーの多くは、ニホンミツバチの生態や飼育方法に関する専門的な知識がほとんどないですが、詳しいメンバーが定期的にサポートすることでニホンミツバチを飼育しています。

京都ニホンミツバチ週末養蜂の会」の飼育方針は「放任養蜂」です。ニホンミツバチは野生のミツバチですので、人の管理をあまり必要としません。

ハチミツは地元和菓子屋で製品開発

ハチミツは瓶詰めして販売するだけではなく、お菓子などに利用することができます。ニホンミツバチのハチミツは幻と呼ばれるほど貴重です。

それを使ったお菓子は注目を集めるでしょう。私たちは、地元綾部市のよしみ菓子舗さんの和菓子の材料に蜜蝋を利用していただいております。

蜜蝋は、リップクリームなどに

ミツバチの巣の材料である蜜蝋(みつろう)は、キャンドルの材料として利用できることがよく知られていますが、口に入れても安全なミツロウクレヨン、リップクリームやハンドクリームの材料に使えます。

また、蜜蝋ワックスは、無垢のフローリングや家具の塗装にぴったりの安全・安心な塗料で、シックハウス症候群が問題になっている昨今、注目を集めています。

私たちは、椿みつ朗というスキンケアクリームの材料として、ニホンミツバチの蜜蝋を利用していただいております。

大学・研究機関に協力を行なっています

ニホンミツバチは、日本各地で伝統的な飼育が続けられてきましたが、2010年頃から大きな問題となってきているアカリンダニや、ネオニコチノイド系農薬がニホンミツバチに及ぼす影響など、飼育者の力ではどうにもならない問題が出てきています。

京都ニホンミツバチ週末養蜂の会では、ニホンミツバチの実験への協力や、研究に必要となる群れの検体の提供を行っている他、全国各地のニホンミツバチの愛好家へのネットワークを活かし、検体の提供を呼びかけるなどを行っております。

研究機関の方、京都ニホンミツバチ週末養蜂の会で何かお手伝いできることがあれば、お問い合わせフォームよりぜひご連絡ください。
お問い合わせフォーム

京都学園大学さん 待ち箱ルアーの実験協力

今では、愛好家にとってなくてはならないものになった待ち箱ルアーが誕生したのは、2014年です。

この何年も前から、京都学園大学の坂本名誉教授および元客員研究員の菅原道夫氏らは、キンリョウヘンの誘引効果について研究を重ねてこられました。

2013年に関西の養蜂家を中心に行われた実地試験などに参加させていただきました。

また、発売後には、日本全国への養蜂家への告知活動にもご協力させていただいております。

東京大学さん、森林総研さんへの検体、実験協力者募集の告知

実際に実験に参加するだけではなく、京都ニホンミツバチ週末養蜂の会が持つ、全国の養蜂家へのネットワークを活かし、実験協力者や検体の募集の告知を行いました。

主な内容としては、東京大学大学院農学生命科学研究科のフローハイブ(Flow Hive)のニホンミツバチ実験への協力者募集、国立研究開発法人 森林総合研究所のネオニコチノイド系農薬の慢性毒性試験への検体の募集に協力させていただきました。

会の年間スケジュール

京都ニホンミツバチ週末養蜂の会の年間スケジュールを紹介します。

3月頃
飼育場所を周り、冬を越せたかをチェックします。残念ながら、冬の間に食料が尽きて全滅してしまった群れは、巣箱を回収して掃除します。

4月頃から6月頃
ニホンミツバチの捕獲シーズンです。中心メンバーが、捕獲箱をメンバーの自宅周辺に設置して回ります。会のメンバーが広い地域に分散しているので時間がかかります。

7月の終わり頃から11月頃
いろいろな場所を回ってハチミツの採取を行います。この時期は大忙しです。毎週末、採蜜を行います。採れたハチミツは飼育場所を提供してくれたメンバーに半分を譲ります。

12月から2月
冬の間は気温が低く、ニホンミツバチはほとんど活動できません。ハチミツを消費しながら冬越しをします。本会では、十分な量のハチミツを残しておくことで、越冬はニホンミツバチの生命力に任せます。

年間を通して
飼育している群れの数が年々増加しているため、巣箱を継続的に製作しています。また、ニホンミツバチを誘引するキンリョウヘンというランの栽培も行います。本書のようなノウハウを広める活動や、インターネットで動画を公開するなど日本中にニホンミツバチの養蜂を広める活動を行っています。

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