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ニホンミツバチの飼育を始めるには、分蜂という習性を知る必要があります。

分蜂とは、群れが2群れに分かれること

分蜂とは、ニホンミツバチの群れが、1群れから2群れに分かれることを言います。

分蜂の読み方は、「ぶんぽう」です。分封とも書きます。

春になると、新しい女王蜂が生まれます。すると、その母親の女王蜂は、働き蜂の約半数を連れて巣を飛び出し、新たな場所に巣を作ります。母親が家を出て行くのです。

人間では出て行くとすれば娘ですが、ミツバチの世界では逆です。これは、ニホンミツバチが子孫を残す上での合理的な習性と言えます。

自然界でニホンミツバチの群れが1年間生き延び、分蜂の時期を迎えるのはそう簡単なことではありません。

巣を作ったところが崩れることもあるでしょうし、熊に襲われたり、オオスズメバチに襲われたりという外敵の心配もあります。

冬を越して春を迎えることのできた群れは、外敵の侵入に強かったり、周りに十分な蜜源があるなど、何かしら有利な場所があります。

ニホンミツバチの世界では、より若く寿命が長い次の世代に、良い家を継がせるわけです。

次の写真は、分蜂の時に出てきて一時待機している群れです。このあと新しい巣の場所に一斉に飛んでいきます。

分蜂では、働き蜂も女王蜂にお供する

ミツバチの分蜂では、文字通り群れを分けることになります。分蜂時には、女王蜂は半分程度の蜂を連れて出ます。また、働き蜂たちはお腹いっぱいにハチミツを溜め込んで出て行きます。

分蜂では、多い群れでは数万匹いるニホンミツバチの約半分が出て行くわけですから、多くのニホンミツバチが飛び回ります。

当然、分蜂の時は嵐のようなものすごい羽音がして、一斉に移動するときにはまるで雲のようです。次の動画は、分蜂で飛び回るニホンミツバチです。

ちなみに、スズメバチの女王蜂は単独で越冬して、最初のうちは巣作りや育児を1人で行い、働き蜂を育てます。興味深いですね

分蜂してどこに巣を作る?

分蜂して巣を飛び出た群れは、新しい巣の場所を探して巣を作ります。

巣を探す係の働き蜂が、巣を作るのに適した場所を探しに行き、引越先が決定すれば、大群で移動してその中に巣を作り始めます。

外敵が侵入できない小さな入り口があり、その中に巣を作るための空間が広がっている場所が必須の条件です。

自然界では大きな木の中に巣を作ることが多いです。人間が住む場所では、住居の床下や天井裏、壁の中、お墓の骨壷を収める場所などによく巣を作ります。

次の写真は、小さなお堂の床の下に巣を作っていた時のものです。

他にも、ニホンミツバチの分蜂群が好む巣箱の場所、形状については、真偽がはっきりしないものまで含めるとかなりあり、養蜂家とニホンミツバチとの駆け引きが楽しみの1つになっているようです。

また、良いところが見つからないこともあるようで、住宅の軒下など、驚くような場所に巣を作ることもあります。

分蜂はいつ起こる?

分蜂は主に春先に起こります。関東より西の本州では、だいたい桜の開花時期と同じ頃に分蜂が始まり、始まってから一ヶ月ちょっとがもっとも分蜂が多い時期です。その後は分蜂は減りますが、夏まで続きます。

街中にもニホンミツバチは住んでいるので、分蜂した群れが街中の信号機に集合したり、駅に大群で飛来したりという事件が起こり、ニュースで取り上げられることもあります。

春に起こるといっても、東西南北で気候条件が大きく異なる日本では、分蜂の時期も違います。

各地の分蜂の時期がよくわかるように、分蜂マップというWebサイトを運営しています。

分蜂マップには、誰でも自由に分蜂の目撃、捕獲情報を投稿することができ、それを自由に閲覧できます。

1年にだいたい1000件ほど報告されるため、日本各地の分蜂の時期がわかります。

鹿児島と青森では、分蜂が始まる時期には、だいたい2ヶ月くらいのズレがあります。

どのくらい分蜂するのか?

ニホンミツバチの群れが増えるのは、分蜂しかありません。

だいたい、1年に3回程度、分蜂するようです。もともとの女王蜂の群れも入れると、1年で4倍くらいに群れが増えることになります。

ニホンミツバチの数はほぼ一定と考えると、4群れに3群れは翌年の春までに、外敵やエサ不足、女王蜂の寿命などで消滅してしまうことになります。

分蜂の回数は、群れによって違います。例えば、冬を越した段階で大きな群れや、周りにエサが豊富な群れ、巣箱の中にスペースが少なくなっている群れは、よく分蜂するようです。

ニホンミツバチの飼育は、分蜂群を捕獲して始める

分蜂群は新しい巣の場所を探しています。そこで、巣箱を作って置いておくと、運がよければニホンミツバチの分蜂が引っ越してくれます。

こうして群れを入手して、ニホンミツバチの飼育を始めることができます。

人間が飼育している群れから分蜂群れがやってくることもありますし、野生のニホンミツバチの巣からやってくることもあります。

野生のニホンミツバチを捕まえるなんて、とても面白いですね。

一般に「捕獲」と言っていますが、ニホンミツバチが分蜂の時に勝手にやってくるので、入居したという方が適切な表現です。

分蜂は春先に起こるので、ニホンミツバチの飼育を始める時期は主に春に限定されます。(夏や秋にも分蜂群れを捕獲する機会はわずかにあります)

分蜂は養蜂家にとっては良くないことも

ミツバチが分蜂すると、元の巣は蜂の数が半減、そして、ハチミツも少し減ることになります。

このため、養蜂場で飼育されているセイヨウミツバチは、群れの勢いを保つためにはミツバチが勝手に半減して小さな群れになってしまう分蜂はよくないこととされます。

新しい女王蜂を育てる「王台」を見つけ次第取り除いたり、巣のスペースが足りなくならないように巣箱を拡張したり採蜜を行うことで、分蜂を防ぎます。

ニホンミツバチの飼育でも分蜂させすぎると群れが小さくなってしまうので、王台を壊して分蜂を防ぐ人もいます。

ニホンミツバチの分蜂群れを捕獲して飼育することができます

このニホンミツバチの分蜂を捕獲して飼育することができます。このホームページでは、分蜂群れの捕獲方法を詳しく紹介しています。ニホンミツバチの分蜂を捕獲して飼育したい人は、次のページをお読みください。

分蜂群れの捕獲方法とコツ

ニホンミツバチについてもっと知ろう

このホームページでは、他にもニホンミツバチについての記事をご用意しています。
ニホンミツバチについてもっと知りたい方は、次の記事がオススメです。

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